こんにちは。
本日は建方工事について御説明してみようと思います。
建築に馴染みのない方には「建方」という言葉にまず「??」となるのではないでしょうか。
建方とは前回御説明した基礎の工事の後の
土台を設置する工程から、上棟と言われる工程までの作業を意味します。
家造りをする方にとって間取りやインテリアの部分に比べて
どうしても構造の部分には注目がいかないかもしれません。
しかし、近年は建物の安全性も重要視されていますので
この建方の部分にも注目してみてください。
もし工事中の現場に行くことがあったらこんな部材がないか探してみてください。
左奥にあるXの形の木材があるかと思いますが
これを「筋交(すじかい)」といいます。
柱と柱の間に斜めに入り、地震に対して効果を発揮します。
筋交がつくことでただの壁が「耐力壁」へとグレードアップするのです。
この筋交も基礎と同じで完成の頃には見えなくなってしまう影の立役者です。
しかしこれがないと家が成り立たない大事な部材ですので
工事中の現場見学に行ってみてはいかがでしょうか。
作・日比
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